• ポーランド食器&愛犬とドイツ生活

 ドイツでワンチャンを飼うには、まずは行きつけの獣医さんを見つけることが重要です。ドイツの獣医さんの見つけ方や情報を紹介します。

愛犬Ginnyが、ドイツの獣医さんに行く様子の動画はこちらから~~>

獣医さんの見つけ方

 いきなり余談ですが、ドイツの獣医さんのマークは、棒に蛇が巻き付いた形になっています。これはアスクレピオスの杖といって、ギリシャ神話に登場する名医のアスクレピオスの持っていた蛇の巻きついた杖を表しており、医療、医術の象徴として使われているシンボルマークです。お住まいの家の近くでこのマークを見られたらインターネットで確認してみましょう。
 ドイツのお医者さんは病院に名前を付けずに、自分の名前だけで開業されている人も多いです。獣医さんの場合は、タイトルに獣医師資格を示すDr.med.vet. が付いているので、このタイトルで近くの獣医さんを探してみてください。
 私は家の近くにある獣医さん、Tirearztpraxis Bad Homburg(http://www.tierchirurgie.com)のDr.med.vet.Robert Rink先生にお世話になっています。アメリカに留学されていた経験があり、英語が堪能なのでドイツ語がほとんどできない私はとても助かってます。

ドイツの獣医さんの治療費

 さて、ドイツの獣医さんでかかる治療費も気になるところだと思います。ジニーの場合は、Tierheimから引き取るときの契約書の中で、これ以上不幸になる犬たちを無くすために避妊手術をすることを約束させらていたので、Robert先生にお願いして避妊手術をしました。手術の費用は約500ユーロで、一晩、病院に泊まりましたが次の日には無事に引き取ることができました。(少し可哀そうでしたが仕方ありません。)
 通常は、主に予防注射を受けに行くだけです。主に3つあって、狂犬病の注射(約50ユーロ)、寄生虫の注射(約30ユーロ)、エキノコックス:包虫症の飲薬(約30ユーロ)になります。値段には、診察代も入っているので、3つの内二つを同時にやってもらえれば少しお安くなります。(3つ同時も可能だそうですが、ワンチャンへのダメージが大きいので先生はあまりお勧めしてませんでした。)薬や投与の様によって変わるようですが、3つとも1年ごとに接種が必要です。

獣医さんの待合室で